成長する仕事、「働く仲間に最高の未来を」をコンセプトに美容室、ネイルサロンを経営してる原田です。

このブログでは指名売り上げを上げたい美容師さん、これからもっと成長したい美容師さんに向けたブログになってます。

売り上げアップのヒントになるかもしれないので是非参考にしてみて下さい。

また僕がお店を立ち上げてからの気付きや体験、などもシェアしていきますのでよろしくお願い致します。

美容師として技術を磨くことは、もちろん大切です。

でも、どれだけ良い技術を提供していても、
その価値がお客様に伝わっていなければ、本当の価値は半分しか伝わっていないと思っています。

例えばカラーをするとき。

「今日はこの薬で染めていきますね」

これだけで終わるのと、

「毛先は以前のカラーで少し負担が残っているので、今日は根元と毛先で薬剤を変えます。毛先はできるだけダメージを抑えながら、色味を整えていきますね」

と説明するのでは、お客様が感じる価値は大きく変わります。

やっている技術は同じでも、

「そこまで考えてくれているんだ」

ということが初めて伝わるからです。

プロには当たり前。でも、お客様には見えていない

美容師は毎日仕事をしているので、

なぜこの薬剤を使うのか。
なぜこの切り方をするのか。
なぜこのトリートメントを選ぶのか。
なぜこの温度や放置時間にするのか。

こうした判断が当たり前になっています。

でも、お客様にはその頭の中は見えません。

美容師が10年、20年かけて身につけた知識や経験から瞬間的に判断していたとしても、何も説明しなければ、お客様から見えるのは、

「髪を切った」
「カラーを塗った」
「トリートメントをつけた」

という結果だけです。

これは非常にもったいない。

説明とは、自分の仕事を自慢することではない

説明する目的は、

「自分はこんなにすごい技術をやっています」

とアピールすることではありません。

お客様に安心してもらうためです。

「なぜ、この施術をするのか」

「なぜ、この薬剤なのか」

「今日の髪の状態はどうなのか」

「家では何に気をつければいいのか」

ここまで伝わると、お客様は自分の髪に対する理解も深まります。

そして美容師に対しても、

「ちゃんと私の髪を見て考えてくれている」

という信頼が生まれます。

価格ではなく、価値を感じてもらう

同じ10,000円の施術でも、

何をされているのか分からない10,000円と、

「自分の髪の状態を診断して、必要な薬剤や技術を選び、将来のダメージまで考えて施術してくれた」

と理解している10,000円では、感じ方が違います。

つまり、

技術そのものが価値なのではなく、その技術の意味まで伝わったとき、価値として認識される。

ここが重要です。

「何をしたか」より「なぜしたか」を伝える

例えば、

「トリートメントしておきますね」

ではなく、

「今日は毛先の乾燥が強いので、水分と油分を補うタイプを中心に使いますね」

「少し軽くしますね」

ではなく、

「広がりやすい髪質なので、表面の重さは残して内側を調整します。そうするとご自宅でもまとまりやすくなります」

こうやって、技術+理由を伝える。

これだけでも仕事の見え方は変わります。

そして、

技術 → 説明 → 納得 → 安心 → 信頼

この積み重ねが、次回の来店や指名につながっていくのだと思います。

技術者である前に、伝えられるプロになる

技術を勉強することは大切です。

でも、これからの美容師には、

「できる美容師」

だけではなく、

「なぜそうするのかを、お客様に分かりやすく伝えられる美容師」

であることも必要だと思います。

100の技術を持っていても、伝わっているのが30なら、お客様が感じられる価値も30かもしれません。

だからこそ、技術を磨くのと同じくらい、説明する力も磨く。

良い仕事をする。
そして、その意味まできちんと伝える。

説明まで含めて、僕たち美容師の「技術」なのだと思います。