成長する仕事、「働く仲間に最高の未来を」をコンセプトに美容室、ネイルサロンを経営してる原田です。
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髪質改善やトリートメントの分野でよく耳にする「ジマレイン酸」。
まるで魔法の成分のように語られることもありますが、実は正しく理解して使わなければ本来の効果を発揮できません。
今日は美容師目線で、ジマレイン酸の正しい使い方と考え方についてお話しします。
ジマレイン酸は「修復剤」ではない
まず最初に知っておきたいのは、ジマレイン酸は傷んだ髪を元通りにする成分ではないということです。
よくある勘違いとして、
「ジマレイン酸を使えばダメージが消える」
と思われがちですが、それは少し違います。
例えるなら、地震でヒビが入った建物に補強材を入れるようなもの。
壊れた部分を新築に戻すのではなく、これ以上崩れないように補強して強度を高める役割です。
髪も同じで、ダメージによって弱くなった結合をサポートし、施術による負担を軽減するのがジマレイン酸の大きな役割です。
なぜ注目されているのか?
カラーやブリーチ、縮毛矯正などの薬剤施術では、髪内部の結合に負担がかかります。
この負担が積み重なることで、
・切れ毛
・枝毛
・ハリコシ低下
・ゴワつき
といった症状につながります。
ジマレイン酸は、その施術中に発生するダメージを軽減しながら、髪の強度を維持するサポートをしてくれます。
つまり、
「傷んだ髪を治す」
というより、
「傷ませないために使う」
という考え方が正解です。
ジマレイン酸だけでは髪は綺麗にならない
ここも非常に大切なポイントです。
髪の質感を作るのは、
・適切な薬剤選定
・正しい技術
・熱コントロール
・トリートメント設計
これらの総合力です。
ジマレイン酸は優秀な助っ人ですが、主役ではありません。
サッカーで例えるなら、守備の要のディフェンダー。
チームを支えてくれる存在ですが、点を取るのは別の選手です。
ジマレイン酸だけに頼るのではなく、技術全体の中で活かすことで本当の価値が生まれます。
正しい使い方とは?
ジマレイン酸を活かすためには、
「ダメージが出る前に使う」
ことが重要です。
特に
・ブリーチ
・ハイトーンカラー
・縮毛矯正
・デジタルパーマ
など髪への負担が大きい施術では非常に効果的です。
逆に、
「既にボロボロになった髪を治したい」
という目的だけで使うと期待とのズレが生まれます。
予防医学という言葉がありますが、ジマレイン酸もまさに予防美容の考え方です。
まとめ
ジマレイン酸は髪を魔法のように復活させる成分ではありません。
しかし、
「髪を傷ませない」
「髪の強度を守る」
「施術ダメージを軽減する」
という点では非常に優秀な成分です。
髪が傷んでから対策するのではなく、傷む前に守る。
これがジマレイン酸の正しい考え方です。
美容も健康も同じです。
風邪をひいてから薬を飲むより、普段から手洗いうがいをして予防する方が良いですよね。
ジマレイン酸もそれと同じ。
未来の綺麗な髪を守るための「予防美容」の一つなのです。