成長する仕事、「働く仲間に最高の未来を」をコンセプトに美容室、ネイルサロンを経営してる原田です。
このブログでは指名売り上げを上げたい美容師さん、これからもっと成長したい美容師さんに向けたブログになってます。
売り上げアップのヒントになるかもしれないので是非参考にしてみて下さい。
また僕がお店を立ち上げてからの気付きや体験、などもシェアしていきますのでよろしくお願い致します。
「トリートメントって本当に必要なんですか?」
お客様から聞かれることもあれば、美容師になりたての頃は自分自身も疑問に思うことがあるかもしれません。
結論から言うと、
トリートメントは髪を”治す”ものではありません。 でも、髪を”守り続ける”ためには欠かせない技術です。
この違いを理解しているかどうかで、お客様への提案力は大きく変わります。
まず知っておきたいこと
一度ダメージを受けた髪は、生き返りません。
髪は皮膚とは違い、自己修復する細胞を持っていません。
つまり、
・カラー
・パーマ
・縮毛矯正
・紫外線
・熱ダメージ
これらで失われたタンパク質や脂質は、自然には元に戻らないのです。
だからこそ、美容師は「修復する」のではなく、
これ以上傷ませない状態を作る。
これがトリートメントの本当の役割です。
トリートメントは何をしているの?
髪の内部では、
・CMC(細胞膜複合体)
・タンパク質
・水分
・脂質
これらのバランスによって、
- ツヤ
- 手触り
- 柔らかさ
- まとまり
が決まっています。
トリートメントは失われた成分を補い、髪の表面を整えることで、
- 水分を逃がしにくくする
- 摩擦を減らす
- 熱ダメージを受けにくくする
- カラーの褪色を抑える
- 次回施術時の負担を軽減する
という効果が期待できます。
なぜ続けることが大切なのか?
ここが一番重要です。
筋トレを一度しただけで、一生筋肉は付きません。
歯磨きを一回しただけで、一生虫歯にならないわけでもありません。
髪も同じです。
毎日、
- シャンプー
- ドライヤー
- アイロン
- 紫外線
- 摩擦
によって少しずつダメージを受けています。
だから、
ダメージも毎日。 ケアも毎日。
これが美髪を維持する唯一の方法です。
サロントリートメントだけでは足りない理由
美容室で最高級トリートメントをしても、
家で何もしなければ少しずつ効果は薄れていきます。
逆に、
ホームケアだけ頑張っていても、
ベースとなる髪の状態が悪ければ効果は最大限発揮されません。
だからこそ、
サロンケア × ホームケア
この両方が揃って初めて、本当に綺麗な髪は維持できます。
アシスタント・デビュースタイリストに伝えたいこと
トリートメントは売上を上げるための商品ではありません。
お客様の未来の髪を守るための提案です。
目の前の仕上がりだけを見るのではなく、
「3か月後」
「半年後」
「1年後」
その髪を想像して提案できる美容師は、お客様から信頼されます。
「今日は必要ありません。」
そう伝える勇気も時には必要です。
逆に、本当に必要な方には、自信を持って提案してください。
それは営業ではなく、プロとしての責任だからです。
技術が上手い美容師はたくさんいます。
でも、
髪を綺麗に育てられる美容師は、それほど多くありません。
トリートメントは一度で奇跡を起こすものではありません。
しかし、続けることで髪の未来は確実に変わります。
だから僕たち美容師は、目の前の仕上がりだけではなく、お客様の未来の髪までデザインしていきたい。
それが、本当のヘアケアだと僕は思います。