成長する仕事、「働く仲間に最高の未来を」をコンセプトに店舗展開を目標にしてる原田です。
このブログでは指名売り上げを上げたい美容師さん、これからもっと成長したい美容師さんに向けたブログになってます。
売り上げアップのヒントになるかもしれないので是非参考にしてみて下さい。
また僕がお店を立ち上げてからの気付きや体験、などもシェアしていきますのでよろしくお願い致します。
美容師の仕事は「技術」だけでなく、「判断力」や「気づき」がとても重要な仕事です。
その中で、実は美容師ほど心のどこかで陥りやすいと言われる心理があります。それが 正常性バイアス
◆ 正常性バイアスとは?
簡単に言うと、
「自分だけは大丈夫」「いつも通りだから問題ない」と思い込んでしまう心理。
人が危険や変化を前にしても、
「まあ大丈夫でしょ」
「そんなこと起きないよ」
と、いつも通りの状態を基準にしてしまい、注意すべきサインを見逃してしまう状態のことです。
これは災害心理としてよく取り上げられますが、美容師の現場でも日常的に起きています。
◆ 美容師が陥りやすい“正常性バイアス”の具体例
①「いつもこの薬使ってるから大丈夫」と思い込む
本当は毛先のダメージが前回より強いのに、
「いつもこの設定だし大丈夫」
と判断してしまう。
→結果、質感ダウン・ダメージ増・想定外の仕上がりになることも。
② カウンセリングで違和感があるのにスルーしてしまう
例:
・明らかにハイダメージだけど本人が「大丈夫」と言う
・セルフカラー歴が怪しい
・求める色味が前回と違いすぎる
本来は深掘りすべきなのに、
“多分大丈夫だろう”
と進めてしまい、あとでトラブルになるケース。
③「お客様は怒ってない」と自分に言い聞かせてしまう
接客中にお客様の表情が曇る、返事が短い…
本来は何か感じているサインなのに、
「気のせいかな」
「きっと疲れてるだけ」
とスルーしてしまえば、不満が積み上がりクレームの火種に。
④「ウチのサロンは大丈夫」と思ってしまう
・衛生管理
・設備トラブル
・薬剤の在庫管理
どれも「現状が順調だと危機感が薄れてくる」ため、改善が止まりやすいポイント。
◆ 正常性バイアスを超える3つの習慣
① “過去の成功”より“今の状態”を基準にする
「いつもできたから大丈夫」ではなく、
“今日の髪の状態はどうか”
を基準に判断する癖をつける。
② 違和感を感じたら、必ず一度立ち止まる
美容師の“違和感アンテナ”は経験で研ぎ澄まされるもの。
ほんの少しでも気になる点があれば確認する。
→トラブルの8割はこれで防げます。
③ 「例外的な視点」を意識して持つ
・最悪のパターン
・次に起こる可能性
・お客様の本音
これらを一度考えてみるだけで、判断の精度が一気に上がります。
◆ 正常性バイアスを知ると“技術の質”が上がる理由
美容師の仕事は、
変化を察知し、微調整を重ねる仕事。
正常性バイアスはこの“察知力”を鈍らせる大きな敵です。
逆に、
「ちょっと変だな?」
「いつもと違う?」
に敏感になれる美容師は、
・クオリティが安定する
・お客様から信頼される
・トラブルが激減する
・成長スピードが上がる
という“最強の技術者”になっていきます。
正常性バイアスとは、
「いつも通りだから大丈夫」
と判断してしまう心理。
サロンワークではこれが技術ミスや接客トラブルの原因になりやすく、
意識していないと誰でも簡単に陥ります。
小さな違和感に気づき、
常に目の前の“今”を見て判断することが、
美容師の技術と接客の質を上げる最も確実な方法です。