成長する仕事、「働く仲間に最高の未来を」をコンセプトに美容室、ネイルサロンを経営してる原田です。

このブログでは指名売り上げを上げたい美容師さん、これからもっと成長したい美容師さんに向けたブログになってます。

売り上げアップのヒントになるかもしれないので是非参考にしてみて下さい。

また僕がお店を立ち上げてからの気付きや体験、などもシェアしていきますのでよろしくお願い致します最近では「ジマレイン酸配合」という言葉を耳にする機会が増えました。

でも、ジマレイン酸を本当に活かすには、まず毛髪の基本構造を理解しておくことが大切です。

1. 毛髪の結合を理解する

毛髪には主に3つの結合があります。

・シスチン(ジスルフィド)結合
・水素結合
・イオン結合

この中でも、パーマや縮毛矯正、ブリーチで特に重要なのがシスチン(ジスルフィド)結合です。

還元剤で結合を切り、酸化で再結合させることで髪の形を変えています。

そして近年注目されているジマレイン酸は、この工程でダメージを受けやすい毛髪内部を補強し、切断されたシスチン結合そのものを元に戻すわけではありませんが、毛髪内部の結合ネットワークを補強することで、髪の強度やまとまりを維持しやすくすると考えられています。

だからこそ、ブリーチや縮毛矯正との相性が良いのです。

2. pHを理解する

髪はpHによって状態が変わります。

アルカリでは膨潤し、薬剤が入りやすくなります。

しかし、その反面、タンパク質の流出やダメージも起こりやすくなります。

薬剤のパワーだけで勝負するのではなく、

「必要最小限のアルカリで反応させる」

という考え方が、現在のダメージレス施術では重要です。

ジマレイン酸は薬剤そのものを弱くする成分ではありませんが、薬剤施術中の毛髪への負担を抑える目的で使用されることが多く、より安全性の高い施術設計につながります。

3. コルテックスを守る

毛髪は

・キューティクル
・コルテックス
・メデュラ

の3層で構成されています。

カラーやパーマ、縮毛矯正に最も関係するのはコルテックスです。

ここがダメージを受けると、

・ハリコシ低下
・切れ毛
・枝毛
・薬剤の効きムラ

などが起こります。

ジマレイン酸は、このコルテックス内部のコンディション維持を目的として配合されることが多く、施術を繰り返すお客様ほど違いを感じやすい成分の一つです。

ジマレイン酸は「魔法の成分」ではありません。

しかし、

・毛髪の結合
・pH
・コルテックス

この3つを理解した上で使用すると、その役割がよく見えてきます。

薬剤を強くするのではなく、薬剤の働きを理解し、髪への負担をコントロールする。

それがこれからの美容師に求められる毛髪科学です。

成分を知るだけでなく、「なぜ使うのか」を説明できる美容師は、お客様からの信頼も確実に高まっていきます。