成長する仕事、「働く仲間に最高の未来を」をコンセプトに美容室、ネイルサロンを経営してる原田です。
このブログでは指名売り上げを上げたい美容師さん、これからもっと成長したい美容師さんに向けたブログになってます。
売り上げアップのヒントになるかもしれないので是非参考にしてみて下さい。
また僕がお店を立ち上げてからの気付きや体験、などもシェアしていきますのでよろしくお願い致します。
「この人の髪、すごく乾燥してるな。」
美容師なら毎日のように感じることだと思います。
そんな時、
「とりあえずトリートメント」
「保湿しましょう」
だけで終わっていませんか?
実は乾燥している髪に足りないものは、水分だけではありません。
① CMC(細胞膜複合体)
一番不足しているケースが多いのがCMCです。
CMCは髪の中で細胞同士をつなぐ”接着剤”のような役割があります。
さらに、
・水分を保持する
・栄養を運ぶ
・薬剤の通り道になる
という非常に重要な働きをしています。
ブリーチやカラー、縮毛矯正を繰り返すことでCMCは減少し、水分がどんどん逃げていきます。
つまり、
乾燥=CMC不足
と言っても過言ではありません。
② 脂質
髪の表面には18-MEAなどの脂質があります。
これがあることで、
・ツヤが出る
・指通りが良くなる
・水分の蒸発を防ぐ
という役割があります。
カラーやアルカリ施術を繰り返すと、この脂質は失われます。
その結果、
・ゴワつく
・パサつく
・広がる
という症状になります。
③ タンパク質
髪の約80〜90%はケラチンタンパク質で構成されています。
ダメージするとタンパク質が流出し、
・ハリコシ低下
・枝毛
・切れ毛
・乾燥
へ繋がります。
ただし、
タンパク質だけ補給しても髪は綺麗になりません。
CMCや脂質が不足していると、補給したタンパク質も保持できないからです。
④ キューティクル
キューティクルは髪の”フタ”です。
これが剥がれることで、
・水分
・脂質
・タンパク質
すべてが外へ流出します。
どれだけ高級なトリートメントを使っても、
最後にキューティクルを整えられなければ持続性は大きく低下します。
美容師が考えるべきこと
乾燥しているから保湿。
この考え方だけでは改善は難しくなります。
まずは、
・CMCは足りているか?
・脂質は不足していないか?
・タンパク質は流出していないか?
・キューティクルは閉じているか?
この4つを診断することが重要です。
症状ではなく原因を見る。
これが髪質改善の第一歩です。
大切にしている考え方
「乾燥しているからトリートメントをする」
ではなく、
「なぜ乾燥しているのか」
を考えます。
髪の状態を見極め、
不足している成分を補い、
最後にキューティクルを整える。
だからカラーを繰り返しても、美しい髪を目指すことができます。
まとめ
乾燥している髪に足りないものは、水分ではありません。
・CMC
・脂質
・タンパク質
・キューティクル
この4つのバランスが整って初めて、水分を保持できる髪になります。
美容師は「乾燥」という結果を見るのではなく、その原因を見抜く力が求められます。
その診断力こそが、お客様から信頼される美容師への第一歩です。