成長する仕事、「働く仲間に最高の未来を」をコンセプトに店舗展開を目標にしてる原田です。
このブログでは指名売り上げを上げたい美容師さん、これからもっと成長したい美容師さんに向けたブログになってます。
売り上げアップのヒントになるかもしれないので是非参考にしてみて下さい。
また僕がお店を立ち上げてからの気付きや体験、などもシェアしていきますのでよろしくお願い致します。
── プロダクトアウトより、マーケットインで考えるということ
美容師の世界には、
「技術はあるのに売れない人」
「めちゃくちゃ上手いのに指名が増えない人」
が、驚くほど多くいます。
逆に、
「そこまで突出した技術じゃないのに、なぜか予約が埋まる人」
も確実に存在します。
この差は、才能や努力量の違いではありません。
多くの場合、“考え方”の違いです。
その代表的な違いが
プロダクトアウトか、マーケットインか
という視点です。
プロダクトアウトとは何か?
プロダクトアウトとは、とてもシンプルに言うと
「自分が良いと思うものを作り、それを売る」
という考え方です。
美容師で言うと、こんな思考になります。
- このカット技術はすごい
- このカラー理論は最先端だ
- このトリートメントは完璧だ
- だから、分かる人には分かるはず
もちろん、技術を磨くことは大前提で大切です。
問題は、「そこだけ」になってしまうこと。
プロダクトアウト思考が強い美容師ほど、こうなりがちです。
- お客様に伝わらない
- 価値を説明できない
- 「なんとなく良い」で終わる
- 結果、指名が増えない
これは技術不足ではありません。
視点が“自分側”に寄りすぎているだけです。
マーケットインとは何か?
一方、マーケットインはこう考えます。
「市場(お客様)が何を求めているかを起点に考える」
美容師に置き換えると、
- 目の前のお客様は何に悩んでいるか?
- なぜ、今このタイミングで来店したのか?
- どんな未来になれたら嬉しいのか?
- 何が不安で、何を避けたいのか?
ここからすべてが始まります。
マーケットインの美容師は、
技術を“目的”ではなく“手段”として使います。
- 小顔に見せたい → そのためのカット
- 朝を楽にしたい → そのためのパーマ
- 若く見られたい → そのためのカラー設計
技術は同じでも、
使い方と伝え方がまったく変わるのです。
市場に求められる人材になる確率が高い理由
マーケットインの考え方を持つ美容師が
「市場に求められる人材」になる確率が高い理由は明確です。
① お客様は「自分のことを分かってくれる人」を選ぶ
人は、
「一番上手い人」よりも
「一番分かってくれる人」
を選びます。
マーケットイン思考の美容師は、
- 話を聞く
- 悩みを言語化する
- 不安を先回りして潰す
結果、お客様の中でこうなります。
「この人じゃないとダメ」
これは、価格競争から抜け出す最大の武器です。
② 自分を“比較されにくい存在”にできる
プロダクトアウトの美容師は、
どうしても「技術比較」に巻き込まれます。
- 安い方
- 近い方
- 有名な方
でもマーケットインの美容師は違います。
- 私の悩みを一番分かってくれる人
- 私の生活に合った提案をしてくれる人
- 私の価値観を否定しない人
ここまで来ると、
比較対象がいなくなるのです。
③ 自分の強みが「後から」見えてくる
面白いことに、マーケットインで動いていると、
- 自分は〇〇が得意なんだ
- この層に刺さりやすいんだ
- この悩み解決が評価されているんだ
という強みが、後付けで明確になります。
多くの美容師がやりがちなのは、
「自分の強みを先に決めようとする」
でも本当は逆です。
お客様に選ばれ続けた結果、
強みは“自然に出来上がる”
これが、長く売れ続ける美容師の共通点です。
「技術を捨てろ」という話ではない
誤解してほしくないのですが、
これは 技術を軽視しろ という話ではありません。
- 技術は土台
- マーケットインは方向性
土台がなければ崩れるし、
方向性がなければ迷走します。
両方あって、初めて
「選ばれ続ける美容師」
になります。
自分を売り出す時に、今日からできること
最後に、明日から使える視点を置いておきます。
技術を語る前に、まずこれを考えてみてください。
- このお客様は、何に困っているのか?
- 何を怖がっているのか?
- 本当はどうなりたいのか?
- なぜ、他店ではダメだったのか?
その答えの中に、
**あなたが売り出すべき“価値”**があります。
まとめ
- プロダクトアウト
→「自分が良いと思うものを売る」 - マーケットイン
→「求められているものを形にする」
市場に求められる人材になる確率が高いのは、
間違いなく マーケットイン思考の美容師です。
技術で勝とうとする前に、
理解力で選ばれる美容師になりましょう