成長する仕事、「働く仲間に最高の未来を」をコンセプトに店舗展開を目標にしてる原田です。
このブログでは指名売り上げを上げたい美容師さん、これからもっと成長したい美容師さんに向けたブログになってます。
売り上げアップのヒントになるかもしれないので是非参考にしてみて下さい。
また僕がお店を立ち上げてからの気付きや体験、などもシェアしていきますのでよろしくお願い致します。
僕は昔、中途採用で入った会社でメチャクチャ嫌われた時がありました。笑
今思えば「確かに嫌われるかもなぁ」なんて思いますが、僕にとって凄く必要な経験となり今ではこの体験は「運が良かった」
そう思える様な体験でした。
僕はその会社に入った理由は、1年目で出会った先輩が働いていたからです。
1年目の時に先輩に「俺が独立する時に力になってほしい」と言われ、僕はそのサロンを退社し他社で自分を磨き先輩と合流したサロンが全国チェーンのサロンでした。
売り上げ主体に感じる会社で、正に結果主義。
僕はここで自分の能力がどれ程のものか、ちゃんと役に立つ美容師として成長できている。
それを先輩にアピールして独立する力になりたい
そんな気持ちで燃えていました。
当時は若く、実績もそこまで大した事はない。
だから僕は入社後、直ぐに当時のオーナーに直接会って
「この会社の中で2年で1番を取る!だからチャンスを下さい!」
と、オーナーに伝えチャンスを広げて貰えたのですがそれをキッカケに同い年位のスタッフにおもいきり嫌われました笑笑
結局,貰ったチャンスは返上。
「アイツにはまだ早い」と言われ、僕は悔しくて悔しくて、この人達を黙らせるのは圧倒的な数字を叩き出せば何も言われない。
この様に思い、スタイリストが僕の上に7人いましたが半年で3番手まで売り上げを伸ばす事ができました。
そして、結果が出始めたこの頃。
僕は更に嫌われました。
この時に思ったんです。
仕事の働きやすさの多くは良好な人間関係である。
嫌われて働きずらい僕は「この状況をなんとかして変えないと」と思い、
まずは僕の事を嫌いな人達との関係性を良好にする。
という目標を立てて、仮説を立て行動してみました。
僕の立てた仮説は、「売上が上がらない事からの苛立ち。」でした。
当時、働いていた会社は結果の出る人達に多くのチャンスが回ってくる様になっていました。
勿論それがビジネスとしては正しい。数字を上げるという結果を出している人達の方がチャンスを多く貰えるのは当然だと思いますが、当時の僕はそれよりも売り上げに伸び悩んでいる人達を引っ張り上げる方が僕自身には都合がいい状態になると思いました。
数字の仮説を立て、売り上げに多くの支障が出ない様にサロン全体の層をブラッシュアップする。
そのプランを使い、思いを伝え、僕のことを嫌いなスタッフにも協力を打診し、サロンのシステムごと変化させていきました。
結果、ようやく僕の事を避けていた人達と話す様になり僕は働き易くなりました。
この一件のお陰で、相手の気持ちを考える。
ではなく、相手になりきって考える。
相手を変えられる事は難しいけど、自分を変えるのは直ぐにできる。
環境を変えるなら、正しい成長を見込める根拠を数字で示せば変えられる。
この一件は僕を大きく成長させてくれました。
だから僕はラッキーなんです。笑