成長する仕事、「働く仲間に最高の未来を」をコンセプトに店舗展開を目標にしてる原田です。
このブログでは指名売り上げを上げたい美容師さん、これからもっと成長したい美容師さんに向けたブログになってます。
売り上げアップのヒントになるかもしれないので是非参考にしてみて下さい。
また僕がお店を立ち上げてからの気付きや体験、などもシェアしていきますのでよろしくお願い致します。
― 信頼は「外見」から構築される ―
美容師という職業は、「外見」を扱うプロフェッショナルです。
お客様の印象を変え、魅力を引き出すために技術を磨き、提案力を養い続けています。
しかし、その前に忘れてはならないのが、自分自身が信頼される存在であること。
そしてその信頼の始まりは、技術力よりも先に伝わる「見た目」にあります。
第一印象は6秒で決まる
人は出会ってから、わずか数秒で相手の印象を決めていると言われています。
このとき何が印象を左右しているのか。それを示した有名な心理学の理論に「メラビアンの法則」があります。
メラビアンの法則とは
アメリカの心理学者、アルバート・メラビアン氏が提唱したこの法則では、
人が他人の印象を決定づける要素とその割合は、以下のようになっています。
- 視覚情報(見た目・表情・服装など):55%
- 聴覚情報(声のトーン・話し方):38%
- 言語情報(話の内容):7%
このデータは、「言葉そのものよりも、どんな外見で、どんな声で、どんな雰囲気で話しているか」が、相手の印象に大きく影響していることを示しています。
つまり、信頼を得る第一歩は、自分自身の“見せ方”にかかっているのです。
美容師にとっての「見た目の投資」とは
私たち美容師は、日々お客様に「印象づくり」を提供しています。
その私たち自身の見た目が整っていなければ、説得力がありません。
- 髪が清潔に整えられているか
- 肌や爪に清潔感があるか
- 服装は業種・ブランドイメージに合っているか
- 姿勢や目線、所作に落ち着きがあるか
これらはすべて「技術」以前に、お客様から信頼を得るための要素です。
見た目に気を配ることは、単なる自己満足ではありません。
**自分自身の価値を高める「投資」**であり、**お客様との信頼関係を築くための「準備」**でもあります。
自分に投資できる人が、お客様に価値を提供できる
身だしなみ、雰囲気、表情…これらを整えるということは、「自分を客観的に見られているかどうか」の表れでもあります。
お客様に価値ある提案をするには、まず自分自身が価値のある存在であることが前提です。
- 自分を整える時間を確保しているか
- 美容のプロとして学び続けているか
- 他人の視点で、自分の見え方を意識しているか
これらの積み重ねが、結果的に「この人に任せたい」「また相談したい」という信頼を生み出します。
:信頼の最初の投資は「自分」
美容師という仕事は、技術や経験だけで評価されるものではありません。
むしろ、**最初に評価されるのは「見た目から伝わる人柄や信頼感」**です。
「見た目に投資する」という行動は、自分を磨き、相手への敬意を表し、プロフェッショナルとしての姿勢を示すこと。
それが結果的に、信頼とリピート、そして紹介へとつながっていきます。
自分自身を整えることは、最も早く、最も確実な「信頼への第一歩」なのです。